コラード製作その5：ライト周りの修正

先週、元旦と言うこともありお休みさせていただきましたコラードですが、塗装工程の途中と言うこともありまして、あまりご紹介できる内容がないようですが（←マテや）

いや、表面処理の確認と細かい修正の作業中のため、まだ本塗装に進めないと言うのが現状なんですよ。

黒く見えるのは黒いから、というかGSIクレオスのGXカラーNo2ーウィノーブラックを吹いてその上からスーパークリアー３を吹いています。

ここで普通下地処理と表面修正はサフじゃね？と疑問に思う方もいるかも知れませんが、古くから当サイトをご覧になられている方はご存知かとおもいますがそもそもわたしゃサフェ吹くのが大嫌い。

理由は表面がざらつく上に修正している段階で下地が露出することもありその場合、もう一度吹くけどまたペーパーかけなきゃならない。

ようはサフェで傷を埋めるわけですが完全に傷が消えるまでどうしてもサフェ吹く→ペーパーの繰り返しとなり作業工程が多くなり時間的に不利、これに尽きるわけで、用は傷を埋めるとの粉の役目を果たせるなら表面ざらつくサフェでなくても良い訳で、サフェの代わりにクリアーを吹くことで代用しています。

ここで・・・
クリアーは艶出しだろボケ！！

そう言う方がいるのならわたしゃ言いたい。

クリアーを艶出し以外に使っていかんなんて誰が決めたよタコ！！

まあ、実際こんな喧嘩腰にいうことはないんですけど、ここは掛け合い漫才のごとく笑いをとる部分と言うことでひとつ。

クリアーはすなわち顔料のまったく入っていない樹脂を溶剤で溶かした塗料ですから、樹脂部分の層をサフェの代わりにするわけです。
サフェと違って塗膜が硬くなりますんでかけすぎて下地が出ることも割合少なくなりますし。

しかも表面がつるつるになりますから表面を整える工程が容易になりますしペーパー目がわかりやすいからかけ忘れの心配もないですし。

サフェを吹くもうひとつの理由としては発色、というか塗料の隠ぺい力が弱くて透けて見える症状を抑えるためと言う目的もあるでしょうけども、それに対しては下地にブラックを吹いたことで対処しています。

しかも窓枠とか黒い部分をそのままマスキングしてボディ色塗れば面倒なマスキング作業も全体を覆うよりも少ない面積ですみますし本塗装後のマスキング作業でボディ塗装に傷をつけるリスクも少なくなりますし。

窓枠など、艶が気にになるのなら、２０００番のペーパー当てておいて軽く布で（コンパウンドはあえてつけずに）こすれば程よいつや消しになります。

事実、セフィーロの前期でそれを証明していますから。

そんなわけで今現在、少しずつボディの表面のペーパーをかけながら確認している最中です。

ちなみにボディカラーはブラックではなく、別の色にするつもりです。

それと前後する形ですが、フロントグリル、と言うよりもヘッドライトですが、キットのレンズはボディ側よりも一回り小さくてそのままだとバランスが悪い・・・

のですが実車と見比べたら、レンズのサイズは問題なく、実はレンズの周りに縁取りがされていて、しかもそれが黒だから陰になっているように見えると言う・・・

しかもヘッドライトの反射鏡がなくただの板。

そこで・・・



グリル周辺にマスキングゾルを塗ってグリルパーツを固定しつつ・・・



ライト部分に黒い瞬着を盛り付け、乾燥したら取り外し・・・



レンズをあてがって周りのリム部分、残すところを見極めてリューターで反射鏡部分を掘り込み・・・貫通しそうなので裏にぷら番あてがって裏打ちしております。

またグリルの転地方向も寸足らず、ですが実車を見ると上下方向に隙間がありますのでそのまま・・・

にしたかったんですけど加工時点でグリル部分にも傷つけてバーがグダグダなのとセンターのVWエンブレム、実車の場合、マークの裏の部分にバーがなく、貫通しているのとメッキなのでここもどうするか・・・

まだまだ先は長いです。